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第9章 えっちな巡り逢い

「あうううっ…ぐっ…
　はあああああああ〜っ！！
　あっ、あっ、あっ、ああああああああん…」
「………！？」

声の主は、砂浜に隣接する岩場にいた。で…
胴体が巨岩ほどあって、たくさんの脚がある軟体生物。
早い話、巨大なタコに捕えられてた。
周囲に合わせて体色を変えるから、知らずに近寄って
捕まってしまったのだろう。
不思議なのは、最初だけ恐怖の叫びを上げていたんだけど、
今は妙に艶かしい喘ぎ声を漏らしてるって事。

「はうあああ…ああああああああああっ…」
「…？」