この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Blue
第2章 ブルーの私
午後2時の日比谷公園

午前中から図書館で画集を見て過ごし、図書館の中のカフェで遅めのランチを済ませ、再び画集のある階に戻りました

午前中から、時おり感じていた若い視線は、引き続き私を追っているようです

私の右斜後に座る視線の主は、画集を見ている高校生か大学生ぐらいで、正直、少し驚くくらいの美少年です

夜のクラブには、以前の私の性欲を満たすだけのオトコはいました
というより、そういうオトコとオンナしかいませんでした

ジムで声をかけてくるオトコは、もっと性欲のかたまりです

丸の内中通りや日比谷や虎ノ門のカフェで、果敢に私に声をかけるオトコは、チャレンジを厭わない自信に満ち溢れたオトコですが、連れて歩き、抱き、見定めて結婚し、仕事の励みにし、自分のDNAを残し、そのうち母になり若さを失った妻をおいて浮気しそうな、自分本位のオトコです

そして、今日の私は、図書館に来ています
普段から、気が向いたら、知的好奇心も旺盛な私は、図書館に来ます
こんなに自由に、知的好奇心を満たせる場所は、他にはありません
決してオトコを探しにきたわけではないのですが、得てしてそういう無欲な時に、巡り合う運命のような相手が現れるものかもしれません
/37ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ