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心の中のガラスは砕けて散った
第3章 依頼
目の前の電話が鳴った

「 はい 藤堂探偵事務所です 」

「 そちらでは 浮気調査とか・・・ 」
電話の向こうで中年の男性の声が不安そうに
聞いて来る

「 ご依頼が有れば 私どもは調査いたしますが
  一度当社へお越しいただけますか? 場所は
 判りますか? ハイそうです、駅の裏のビルで
 2階に成ります 来週の月曜ですね お名前は?
 近藤様、お待ちしております 」
桃花が嬉しそうに藤堂を見て、

「 お家賃と,ガス代、水道代、それと私の・・・ 」

「 依頼されるか、判らないぞ 」
藤堂は桃花の顔を見て言うと

「 所長、少し安くしてでも依頼、受けて下さいネ
  そうしないと、此処を追い出されてしまいますよ
  桃花、働く処無く成ったら困りますから 」

「 それとも追い出されて 空き地で探偵事務所を開きます?
  ホームレス探偵、それ良いですネ 恰好良いかも
  テレビで取り上げられて所長一躍スターの仲間入り 」
面白そうに茶化して来る

「 判った,分かったから、何とか依頼を受けるように
  するよ、」

藤堂は手帳に月曜、近藤様とメモを書き込んだ
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