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心の中のガラスは砕けて散った
第4章 第2部 早紀

「 森川ですか ? 確かに勤務しておりますが 」
「 由美が、いえ、失礼 家内は出勤して居ないと
思いますが 」
人事部長が首を傾げた
「 実は・・・ 家内は御社の森川氏と不倫の関係を
昨日家内は、実家に帰しまして 本日は森川氏と
お会いしたいと思い伺いました 」
靖之は俯いた顔を上げ、怒りの籠った目を人事部長に向け
「 この場に森川を呼んで頂けますか 」
靖之が強い言葉を吐き 人事部長は慌てて立ち上がり
扉を開け、出て行った 3分程して
・・・森川班長 第1応接室へ 森川班長 第1応接室へ・・・
社内放送が流れ 先ほどの人事部長の後ろを森川が
応接室に入り、怪訝な顔で靖之の前に腰かけた
こんな男と・・・
靖之は前に座る男を睨みつけ
「 近藤と言います 」
森川の顔から血の気が引き顔を項垂れ
両の手を握り締め膝の上に置かれた
「 由美が、いえ、失礼 家内は出勤して居ないと
思いますが 」
人事部長が首を傾げた
「 実は・・・ 家内は御社の森川氏と不倫の関係を
昨日家内は、実家に帰しまして 本日は森川氏と
お会いしたいと思い伺いました 」
靖之は俯いた顔を上げ、怒りの籠った目を人事部長に向け
「 この場に森川を呼んで頂けますか 」
靖之が強い言葉を吐き 人事部長は慌てて立ち上がり
扉を開け、出て行った 3分程して
・・・森川班長 第1応接室へ 森川班長 第1応接室へ・・・
社内放送が流れ 先ほどの人事部長の後ろを森川が
応接室に入り、怪訝な顔で靖之の前に腰かけた
こんな男と・・・
靖之は前に座る男を睨みつけ
「 近藤と言います 」
森川の顔から血の気が引き顔を項垂れ
両の手を握り締め膝の上に置かれた

