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心の中のガラスは砕けて散った
第4章 第2部 早紀

翌日
靖之の車は〇〇精機の工場の駐車場に
工場の玄関に向かい、入り口の内線電話を取り上げ
人事部のダイヤルを回した、女子事務員が入り口に
現れ靖之に近寄って来る、名刺を出して人事部長に
会いたいと伝えると、渡された名刺を見て慌てた様に
靖之を第1応接室と書かれた部屋へ案内した後
廊下を走る音が聞こえ、暫く待つと扉が開き
スーツを着た恰幅の良い男性が入って来て
訝し気な表情で手に持った名刺と靖之を交互に見て
名刺を差し出し 腰かける様に促した
「 △△自動車 総務部の近藤様・・・
今日はどのようなご用件で? 」
会社に取って大事な取引先から来た、
総務部の社員、人事部長は困惑した顔で靖之を
見て来る
「 実は・・・本日は個人的な要件で
お伺いさせて頂いたのです 」
「 個人的な? 」
「 はい、先週までこちらで家内がお世話に
成って居まして 」
「 近藤様・・・の御主人・・さま 」
人事部長は確かめる様に靖之を見た、靖之は
頷き
「 御社にお勤めの森川悟さんとお話が 」
靖之の車は〇〇精機の工場の駐車場に
工場の玄関に向かい、入り口の内線電話を取り上げ
人事部のダイヤルを回した、女子事務員が入り口に
現れ靖之に近寄って来る、名刺を出して人事部長に
会いたいと伝えると、渡された名刺を見て慌てた様に
靖之を第1応接室と書かれた部屋へ案内した後
廊下を走る音が聞こえ、暫く待つと扉が開き
スーツを着た恰幅の良い男性が入って来て
訝し気な表情で手に持った名刺と靖之を交互に見て
名刺を差し出し 腰かける様に促した
「 △△自動車 総務部の近藤様・・・
今日はどのようなご用件で? 」
会社に取って大事な取引先から来た、
総務部の社員、人事部長は困惑した顔で靖之を
見て来る
「 実は・・・本日は個人的な要件で
お伺いさせて頂いたのです 」
「 個人的な? 」
「 はい、先週までこちらで家内がお世話に
成って居まして 」
「 近藤様・・・の御主人・・さま 」
人事部長は確かめる様に靖之を見た、靖之は
頷き
「 御社にお勤めの森川悟さんとお話が 」

