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谷欠亡月王
第2章 あ
うふふ……上玉がこんな近くにいたなんて。

私はアパート住み。

その隣に住んでるフリーター君が童貞だったわ。

イケメンなのに勿体ないわね。

夜、私は彼の部屋のチャイムを鳴らす。

ドアを開けて私を見た瞬間、ビックリした表情をする。

「な、なんですか?」

頬を紅潮させて目を泳がせているところを見てクスりと笑む。

彼は私をオカズにオナニーをしている。

まるっとお見通しよ。

「ちょっと聞きたいことがあって……中に入れてくれるかしら?」

「え……ちょっと今は……」

「どうして?」

「いや……とにかくダメです」

うふっ……拗らせてる拗らせてる。

童貞を拗らせた男はチャンスを自ら根絶するのよね。

無理矢理にでも奪ってやるわ……
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