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奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第5章 エリートOLは磔刑に処せられる〜緋美
「女。服を脱ぎなさい」
「はい。ご主人さま」
背筋を伸ばして真っ直ぐに立ち、はっきりした声で返事をする。うつむいたり口ごもったりしてはいけない。
前を向いたまま、タイトスカートのファスナーを下ろし、できるかぎり姿勢を保ちながら脱いだ。無言で差し出された手に、きちんと畳んだスカートをそっと乗せる。ブラウスのボタンを、指が震えたりしないように、慌てずに、上から外していく。
今のこの時間が一番つらい。男性から冷静に観察さながら服を脱いでいくのは、いくら経験しても慣れない。しかしこの恥辱はこの奴隷の館での序章であり、これから私が受ける辱めへの期待に、からだが熱くうずいている。
脱いだブラウスを手早く畳み、スカートの上に乗せた。
「腕を脇に下ろしなさい。膝を曲げずに真っ直ぐに立つんだ」
「はい」
ご主人さまが私を観察している。ピュアホワイトのブラジャーとショーツ、ガーターベルトとガーターストッキングを着けた私のからだを、冷たい目で、隅々まで仔細に観察する。
「後ろを向きなさい」
「はい。ご主人さま」
「はい。ご主人さま」
背筋を伸ばして真っ直ぐに立ち、はっきりした声で返事をする。うつむいたり口ごもったりしてはいけない。
前を向いたまま、タイトスカートのファスナーを下ろし、できるかぎり姿勢を保ちながら脱いだ。無言で差し出された手に、きちんと畳んだスカートをそっと乗せる。ブラウスのボタンを、指が震えたりしないように、慌てずに、上から外していく。
今のこの時間が一番つらい。男性から冷静に観察さながら服を脱いでいくのは、いくら経験しても慣れない。しかしこの恥辱はこの奴隷の館での序章であり、これから私が受ける辱めへの期待に、からだが熱くうずいている。
脱いだブラウスを手早く畳み、スカートの上に乗せた。
「腕を脇に下ろしなさい。膝を曲げずに真っ直ぐに立つんだ」
「はい」
ご主人さまが私を観察している。ピュアホワイトのブラジャーとショーツ、ガーターベルトとガーターストッキングを着けた私のからだを、冷たい目で、隅々まで仔細に観察する。
「後ろを向きなさい」
「はい。ご主人さま」