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奴隷館 Crime d’amour〜Mの肖像
第7章 晒される羞恥と屈辱〜緋美
「はい。そうです」
夢中でうなずいた。
「あとでたっぷりとお仕置きしてやろう。リコリス」
「うっ」
あの声が耳をかすめた。熱い息がかかり、それだけで軽く達してしまう。拘束されたからだがビクッと痙攣した。
「それでは皆さま。どうぞお席にお戻りください。引き続きディナーと磔刑の女の羞恥の姿をお愉しみください」
ご主人さまの挨拶が終わると、私を囲んでいた気配が引いていった。
私は磔刑の女。
丸裸で拘束された惨めな姿を晒し、男たちを愉しませる、磔刑の女。
彼らのディナーが終わるまで、私は晒し者になっていた。
やがて客たちが帰っていった。この館の別の場所には私のような女たちがそれぞれの欲求を満たすために居る。男たちはその女たちの元へ行った。
ご主人さまの足音がした。
「そら。食事だ。口を開けなさい」
「ありがとうございます。ご主人さま」
命じられたとおりに口を開けた。その口へ、ディナーメニューが押し込まれる。客たちが食べていたメニューを同じだ。スープやゼリーやら細かく切った肉を頂戴する。
食べさせていただけるとはなんてお優しいのだろうか。少しでもこぼすと太ももを強く打たれたけれど、ぐちゃぐちゃになった高級ディナーを感謝の気持ちとともに飲み込んだ。
夢中でうなずいた。
「あとでたっぷりとお仕置きしてやろう。リコリス」
「うっ」
あの声が耳をかすめた。熱い息がかかり、それだけで軽く達してしまう。拘束されたからだがビクッと痙攣した。
「それでは皆さま。どうぞお席にお戻りください。引き続きディナーと磔刑の女の羞恥の姿をお愉しみください」
ご主人さまの挨拶が終わると、私を囲んでいた気配が引いていった。
私は磔刑の女。
丸裸で拘束された惨めな姿を晒し、男たちを愉しませる、磔刑の女。
彼らのディナーが終わるまで、私は晒し者になっていた。
やがて客たちが帰っていった。この館の別の場所には私のような女たちがそれぞれの欲求を満たすために居る。男たちはその女たちの元へ行った。
ご主人さまの足音がした。
「そら。食事だ。口を開けなさい」
「ありがとうございます。ご主人さま」
命じられたとおりに口を開けた。その口へ、ディナーメニューが押し込まれる。客たちが食べていたメニューを同じだ。スープやゼリーやら細かく切った肉を頂戴する。
食べさせていただけるとはなんてお優しいのだろうか。少しでもこぼすと太ももを強く打たれたけれど、ぐちゃぐちゃになった高級ディナーを感謝の気持ちとともに飲み込んだ。