この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
コンビニバイトの男の子
第4章 食事会
最初は気持ちよさよりも、その気持ちよさが最愛の夫ではなく悠希に愛撫されている妄想によるものだったことに罪悪感を感じていました。
(私は貴之さんの妻なのに、なんてことを)
ところが、雑誌を読み返して躰の昂りが抑えられなくなった時に何度かするようになり、徐々に罪悪感は薄れていきました。すると入れ替わるように、悠希とのセックスとの違いに虚しさを感じるようになっていたのでした。
「・・・という感じで、リコと別れた後、むらむらしてくることが増えて、申し訳ないんですが萩子さんのことばかり考えて毎晩オナニーするようになってしまったんです」
悠希の発言に触発されて自身のオナニーのことを思い返していた萩子は、はっとして我に返りました。
「でも、最近はそれも慣れてきたっていうか、物足りなくなってきたっていうか・・・」
じっと自分を見つめる悠希の目に魅入られて、以前も感じた心の中まで見透かされている気がしてきます。
「萩子さん。僕、オナニーじゃあ満たされないんです」
(えっ?これも同じ。何でこんなに同じことが・・・)
度重なる悠希との一致を不思議に感じます。
萩子はそこで、リコと別れた原因を訊いていたはずがいつの間にか悠希の性的な話に変わり、それを聴き入ってしまっていることに気付きます。
(いつの間に、こんな話に・・・。話題を変えないと)
「そ、そうだ。お茶、入れ替えるわね」
悠希から視線を逸らすと、立ち上がりながらテーブルのティーカップに手を伸ばしました。ぬぅっと伸びてきた手が、その動きを遮るように萩子の手を掴みます。
「えっ、なに?悠希くん、どうしたの?」
動揺を隠すように、引き攣った作り笑いを悠希に向けました。
手を掴んでいる悠希がソファから腰を浮かせて身を乗り出しています。真剣な表情が迫り、押されるように萩子がまたソファに座り込んでしまいました。
「だから・・・」
悠希はそのまま立ち上がり、テーブルを回り込んで近付いてきます。萩子は手を掴まれたまま言葉も出せず目で追います。悠希が萩子の横に座り、向き合う体勢になりました。
「僕は、萩子さんとまたセックスがしたいです」
「なっ!!」
どっどっどっ・・・。
萩子の心臓が早鐘を打ちます。
「ちょっ、ちょっと!悠希くん何を言って、きゃっ」
/271ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ