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コンビニバイトの男の子
第3章 お土産
全裸になりバスルームに移動した萩子は、軽くシャワーを浴びてバスタブに浸かります。入浴剤の温浴効果ですぐに体が温まり、香りによって緊張していた心もリラックスしてきました。
ここ最近は、こうしてひとりでゆっくりしていると、悠希と過ごした一時を思い浮かべてしまいます。
(あれから、もう一週間になるのね・・・)
目を閉じると、悠希と共にした数時間が蘇ってきます。軽いキスから始まって、時間を忘れるほどの濃厚なキスを交わしたこと。悠希が初めて触れる乳房へのぎこちない愛撫を受けて気持ちいいと声を上げたこと。自ら悠希の肉棒を導いてセックスをしたこと。そして膣奥で悠希が達したのを感じて、満たされた気分になったこと。
最初の頃は、興奮を得るために初めて自ら進んで晒した数々の恥態を思い出して、身悶えする程の恥ずかしさを感じていました。
(私、“セックス“なんて言っちゃってた)
しかし、たった一度の悠希との行為で萩子の知覚に深く刻まれた快感の記憶が、徐々に上回ってきています。最近は頭の中で再現すると恥ずかしさよりも躰が熱くなり、もどかしい気持ちを感じるようになっていました。
(セックスがあんなに気持ちいいと思ったの、初めてだった・・・)
特に、悠希が達したときに感じた至福感は、鮮明に記憶に残っています。
(あれが、逝くっていうことだったのかな)
貴之はセックスで達した後に、逝ったかどうかを必ず聞いてきました。その問い掛けに、萩子は満足感からいつも肯定の返事をしていましたが、実際のところはその満足感が逝くということなのかは解っていませんでした。
(貴之さんとは1度も感じたこと無かった感覚を、悠希くんから・・・)
「シュウ?」
バスルームの外から聞こえた貴之の声で、我に返ります。
「はっ、はい」
「この後また仕事をするけど、短時間だから今夜は夜食はいいので、先に寝てていいからね。おやすみ」
「わかりました、そうさせてもらいますね。おやすみなさい」
貴之が脱衣室を出ていく音を聴いて、大きな溜め息をつきました。
(私ったら、また・・・。あんなことは絶対に2度としないって硬く誓ったのに!)
頭を数回振って追体験を振り払います。
(のぼせているから、こんなことを考えちゃうんだわ、もう!)
萩子は勢いよく立ち上がって、浸っていたバスタブから出ました。
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