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バニーガールの穴の奥
第2章 ラビットホール
あの夜から…、
俺の生活はちょっと変わった。
あの日たまたま…、いつもの道が
通行止めになっていて…通れなくて
迂回した別の通りで見つけたあの店。
看板らしい物が何もない、
煉瓦の壁にウサギの
ネオンサインのある店。
毎日仕事の帰りにあの店に寄って
お疲れ様自分の1杯を飲む…。
それが…俺のルーティーンになっていた。
あの店に通う様になって、
分かった事があった…。
あの…カクテルを作ってくれた
カッパーブラウンの髪の毛の
バニーガールの名前は”ユイ”
まぁどうせ…本名じゃなくて
この店だけの源氏名だろうが。
あの店には…ユイ以外にもう2人
バニーガールが居て。
もう一人は…ユイよりも長身で
髪の毛も金髪に近い色の
巻き髪でメイクもギャルっぽい感じの
赤いレオタードに黒いウサミミの
バニーガールの”カノン”
それから、もう一人……
黒髪のぱっつん前髪に
姫カットの…グラデーションの
ヘアカラーで黒から青に…毛先に向かって
紫色になる感じ…の…色になってて。
紫のバニーガールの衣装を着てるのが
”ヒメ”の…3人のバニーガールが
この店には…在籍してるのが判明した。
何度か通っている内に、
ユイともよく話をする様になった。