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特別捜査官・優子
第5章 誘導尋問
男はズボンのポケットから何かを出して、足首に掛かる縄をシャリという音を立てて切った。手首と足首を結んだ太い縄、それの足首側が切られ、ようやく彼女は膝から先の両脚を伸ばすことができた。

優子はマットの上にその物が置かれた音がして、男の胸元に埋めていた顔を、音のした方に向けた。それは間違いなくハサミだった。鏡面のようなハサミの刃が光っているようだった。たった今、縄を切れると証明されたハサミ。そう遠くない、手を伸ばせば届きそうな位置にハサミがある。優子は男の体から離れ、自身の体を起こそうとする。

「そんな…」
まるで欲しかったものを買ってもらえない、子供のような素直な感情が言葉に出た。

男の両手が優子のお腹に回り、両脚をまっすぐに伸ばしていた優子の躰は、いとも簡単に男の懐に引き寄せられ、再び女の首は男の肩に預けられた。

首にキスを受け、優子は「ぁんぅ…」と熱い息を吐き出し、口の中には男の指が吸い込まれてしまう。優子の膝が僅かに曲がり、左右の脚は内側に強く絞り込むように向いていく。

男の舌が女の首を這い、口の中は指で掻き乱され、胸は男の手にすっぽりと覆われ、「ぁん…んぅ…はぁっ…」と優子は声が抑えられない。躰を前に起こそうとする女を、男の指は女の舌を弄ることで首を反らせ、躰を元に位置に戻してしまう。
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