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貴方色
第2章 飴と鞭
僕の質問に彼は、目を伏せた。
「どうしたんですか?ほら、ちゃんと僕をみてください。」
僕は、無理矢理視線を交わらせた。
「ちゃんと、言ってください。どうして欲しいんですか?」
「…て…しい…です…。」
彼は、目に涙をためて、小さな声で答えた。
でも、僕は満足しない。
「何て言ったんですか?」
本当は、聞こえている。
でも彼は、僕の言葉を信じて泣きそうになっている。
やっぱり、なんて可愛いんだ…。
もっと、ぐちゃぐちゃにして、僕だけしか知らない姿が見たい。
「ほら。なんて言ったんですか?」
「く、黒子っちに…触って…欲しい…っす…!」
「淫乱ですね…、そんな事を口にするなんて。でも、いいですよ。」
優しく笑いかけると、彼は嬉しそうにした。
そんな彼を見ながら、僕は自分のソレをズボンからだした。
「…え?」