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微熱に疼く慕情
第9章 【歪んだ世界でも凛として…】










ピコン…とメッセージ受信の通知が届いて
見た瞬間、クスッと笑みがこぼれた
そしたらね、後ろからハグされて
「誰からですか?めっちゃ嬉しそうでした」って拗ねちゃうの
ハグされたまま髪を撫でてあげる



「男からですか?」



勿論、画面は閉じてる
キスで誤魔化せたとは思わないけど
これ以上は越えて来ちゃダメだよって顔にキミは怖気づく
ごめんね、他の人の事考えちゃって



「樹くん……もう一回する?」


「はい……まだ僕との時間です、僕の事だけ見ててください」


「クスッ……はい」



そのままベッドに押し倒されて年下くんに食べられちゃう
まぁ、ベッドの上じゃ負けた事ないけど
負けたフリしてあげるね
私がイケばキミは本当に嬉しそう
汗いっぱい掻いて、息乱して、愛を乞う



「ハァハァ……ねぇ、一華さん、まだイケるよね?」


「んっ……もうダメ」


「何で?まだシたいよ」


「ちょ、休憩」


「ダーメーでーす!」


「ねぇ、待って…っ」


「待たない、僕を試した罰……」



良いねぇ、その顔……まだそんな顔見せてくれるんだ?
嫉妬にまみれた顔は大好物だよ
その日は満足するまで抱かせてあげた
樹くんとの時間はね、毎回お泊りコースだからたっぷり時間は取ってあるの
一番、放置してるからね
せめてもの償い



車で送ってバイバイ
離れがたいね
車内で何度もキスした



「次はお店でかな?また行くね」


「はい…」


「もう、そんな顔しないの」


「またすぐ会いに来てください」


「わかった」



最後のハグでようやく納得してくれた様子
可愛いね、そうやっていつも私の帰りを待ってて
これからも繰り返していこうね……




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