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微熱に疼く慕情
第11章 【普遍的な真理】

「待って、そんな可愛い顔で見つめないで」
「クスッ……じゃあ、帰りますね」
「あっ…」
「ん?」
「次は……今日よりもっと好きな気持ち伝えるから」
「クスッ…わかりました、あ、そうだ…」
「え?」
外に出るふりをして、ベタな事やっちゃうけど
もうこれがサガだから仕方ない
腕ごと引き寄せて頬にチュッ……固まらないでよ
「じゃあ、次、期待してますね」
外に出てドアを閉める前に
「会社で会っても顔に出さない事、谷川さん、顔に出過ぎなので」と忠告しておく
照れて声になってなかったですよ?
セックスしないデート、久しぶり過ぎた
たまには良いものだな
送ってもらったところをまた、黒崎さんに見られていたみたいでお仕置きセックスを受ける
このループがスリル満点で悦んで潮吹きしてるなんて
谷川さんには到底理解出来ないんだろうな……
浅いうちにやめておいた方が良いよ
本当の私を知ったら、もう普通の恋愛に戻れなくなるから
「このアザ、そいつにつけられたのか」って勘違いしてる
見てわかりませんか?
「これを着けたのは黒崎さんが一番尊敬してる人です」
「え……」
落胆してるのは何故?
今に始まった事じゃないのに
急に抱き締めてきてどうしたの?
「痛かったな、辛くなかったか?」って
何か、黒崎さんの方が泣きそうだよ?
声、震えてた
「私がシてって言ったんです、あの人はそれを叶えてくれただけ」
「俺じゃダメだったのかよ」
「黒崎さんは……ここまでシてくれないでしょ?そんな勇気ないじゃないですか」
「今やったお仕置きじゃダメなの?」
イマラチオからの種付けセックス、最高でしたよ?
黒崎さんにしか出来ないポルチオイキでした
でもね……
「ヌルいです、私が求めてるのはもっと上……それが出来るのは明島さんだけなの」

