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微熱に疼く慕情
第2章 【動き出す熱情】





「ハァハァ、嬉しいっ」


「きゃっ…」



座っていたのに立たされて壁に手をつく
そのまま立ちバックになった
腰を持たれて激しく突き上げてくる
前屈みになると更に良いところに当たるから
こっちも即イキだった



「ダメダメ、それイっちゃう、あぁっ……イクっ……んんっ……あぁ、止まらないで、イってもずっと突いてっ」


「はいっ…」



激しく叩きつけられる音も、奥まで届くオチンチンも全部良い……
全部、好きよ……樹くん
振り向いて、顔見せて、キスして……
舌絡ませながら「あ…イクイクっ」
あぁっ……連続でイクの最高に気持ち良い
もう次の絶頂が直ぐ側まで来てて
目がチカチカする……



「ハァハァ……イクっ…イクイクイクっ」


「まだです、一華さん、ハァハァ…まだイってくださいっ」


「んっんっ……もうダメ……イクイクイクイクイク…っ」



崩れ落ちそうになるのを抱きかかえて逃さない鬼ピストン
抜いてよ、と押す手も二の腕から引かれて結合部だけで支えられてる
下がってきた子宮口にずっと当たって秒で連続アクメ……



「あっあっ、僕もまた出ちゃうっ」


「あぁん、イクイクっ……も、もうダメ、本当にダメ……」


「はい……」



お姫さま抱っこで湯船に浸からせてくれる
ぐったりする私にお湯を掛けて額にキスするから
「こっちも」って唇にも誘う
私から抱き着いて何度も舌を絡めて……
「ベッド行こう」って



今夜は帰るつもりだったのに夜中まで繋がっていた
倒れるように眠りについたの
朝の4時半に目が覚めてシャワーを浴びて
スヤスヤ眠る樹くんを置いてホテルを後にする
疲れてたからタクシーで帰った
今日もまた、仕事はあるから……






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