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微熱に疼く慕情
第2章 【動き出す熱情】





「はぁ~やっぱり先輩知らないんですね、もう噂されてますよ、私たちが…付き合ってるとかどうかとか」


「うん、知ってる」


「え?」


「聞かれたら付き合ってないとは言ったけど、俺は告白した身だし、これからどうなるかわかんないし?噂されるのは仕事しにくいかも知れないけど、俺はプラスと考えてる、願ったり叶ったり…というか、そんなマイナスと捉えないで欲しい、かな?言わせたい人には言わせておけば良いんじゃない?」


「まぁ、そうですけど……」



私が気にし過ぎってか?
社内恋愛に囚われ過ぎてるのかもね
もっと身軽に………ダメでしょ
本当は転職なんてもうしたくないし
同じ職場ってのはやっぱり……



「でも、こうやってコソコソするのも悪くないけどね」


「え…?」



ヤバ、顔近い、距離感気をつけないと
あっ………
離れようとしたけど腰に手が回ってる
引き戻されちゃった
手が先輩の胸に……
今、顔上げたらヤバいよね
え、誰も見てない?
こっちの方が見られたらよっぽどヤバい



「難しいな、徐々に距離縮めていけたらとか、ゆっくり長期戦でいこうとか、思ってるのに……ちょっと無理っぽい」


「あ、あの……」



あ……ヤバ、油断した
気をつけていたはずなのに
目が合ったら、もう重なってた……
何を言おうとしたか一瞬ですっ飛ぶくらい
先輩にキスされてた



「ごめん、抑えきれなかった……」


「あ……はい」



どうしよう、会社でキスしちゃったよ……
明らかに動揺してる私の頬に触れてきた
嫌でもまた視線を奪われる



「適度な距離感、保てなくてごめん……」



そう言って再び唇を重ねてきた
何故か拒否出来なかった
先輩の目が、あまりにも真剣だったから……
感触が、思ってた以上に心地良くて
自分でも最低だなって思うよ
こんなの抗えないって言い訳してるんだもん




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