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第2章 メッセージ

『どうにかして探すから大丈夫だよ…それよりもメッセージじゃなくてLINEにしない？』

古川は私に会えると分るとメッセージではなくてLINEにしようと言ってくるのだ。
古川がLINEのQRコードを送って来た。

しかし、古川からLINEをブロックしているので私から登録するのは無理だった。

『ブロックを解除しないと私からは登録できないわ…』

そう返事を書いた。
すると、今度は私のLINEのQRコードを教えて欲しいと言ってくる。

私は仕方なくQRコードを送った。
本当にまた古川と会っても良いのだろうか。

そう、迷ったのは言うまでもなかった。
暫くすると、古川からLINEが届いた。

『よろしくね…』

そう書いてある。
私は迷いながらも返事を書いた。

『よろしくね…』

何が一体よろしくなのだろうか。
本当にこれでいいのだろうか。

私の心は揺れていた。
古川ともう一度セックスがしたいと思う気持ちも少なからずあったのは確かだった。

そんな誘惑に勝てない自分が居たのだ。