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続・白昼夢
第2章 メッセージ

その間もそのメッセージをくれた人物の事を考えていた。
だが、誰だか分からなかった。

暫くすると、湯船にお湯が張り終わった事を告げるチャイムが鳴った。
私は着替えを持ちバスルームへと向かった。

裸になるとシャワーの蛇口を大きく捻り熱いお湯を身体に浴びせたのだ。
それは、冷えた身体には心地よかった。

軽くシャワーを浴び終わると湯船に浸かった。
それは、本当に心地よいものだった。

湯船に浸かりながら自分の腕の肌を見てみた。

若かりし頃は水をも弾くくらいの弾力があったであろう肌はちょっとだけ萎んでいる様に見えた。

腹部も心なしか大きく見える。
お正月と言うものは大変危険だと感じる。

つい、食べ過ぎてしまうのだ。
私も御多分に漏れずやや食べ過ぎていたのだ。

湯船に浸かりながらもメッセージの相手が誰なのかを考えていた。
でも、ちっとも思い出せなかった。

私は湯船から上がるとボディーソープでシャボンを作り身体を洗った。
そのシャボンを見ながら同じようにメッセージの相手を考えていた。

でも、やっぱり思い出せなかった。
私は仕方なく身体を洗い終わるとシャボンをシャワーで洗い流した。

そして、髪を洗い湯船にまた浸かった。
その間もメッセージの相手を誰だか思い出せなかった。

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