この作品は18歳未満閲覧禁止です
続・疼く…
第13章 見つめ直す旅
突然、どういうことなのか、私は 理解できずにいた…
理解したのは、夜、葵が訪ねて来て、今日の主の行動を、聞かされたからだった。
私は…
複雑だった…
主への、女としての愛情が甦り、いつか主が、それに気付き…
あぁ!………
私は、真紀のように 苦しむことになるかもしれない、いつかに 怯えた…
私は 臆病になっていた…
「嘘はいけないね」
「素直に」
2つの言葉が脳裏に浮かんでは消えた。
そしてまた 浮かぶ……
こだまのように…………