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第14章 二人の決心

東京 主邸



『真紀、俺はこれから先、専属の奴隷を持とうと思っていた。しかし、奴隷は持たず、違う方向に進むと決めた。』


『葵さん、言ってることが解らないわ。』


『旦那様はもう、麻以さん以外の隷女はお作りにならない、ならば、俺は、旦那様のアシスタントをこれからも続ける。』


『そうなの…
御主人様の会社に勤め、御主人様の直属秘書の、この今の待遇に甘んじるということね…』


『真紀、それは少し違う。会社も秘書も辞めないが、新たに、麻以さんの専属トレーナーになるんだよ。』


『えっ？！』


『真紀、一緒にやってくれないか？』

『そして、真紀は、俺の妻になり、俺だけの、愛する隷女になってはくれないか？』


突然のプロポーズだった。