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続・疼く…
第5章 隷女麻以
『麻以、準備はできたかな?』


『はい、大丈夫です、御主人様』


(また、すぐ来るね。別荘に呟いた)


……………………………


ジュエリーショップで主はリボンのかかった箱を受け取ると


『葵、パスタにしよう』

『承知しました』


あれ?なんか… まっ、いいか。でも、麻以にだよね?それ。


やっぱり、昼は暑い!

冷製パスタとサラダ。コーヒー。それで充分。暑い…


『はい、麻以』

『ご褒美だよ、帰ったら開けてみてごらん』

今 開けたかった。けど、

『ありがとうございます!』

我慢した。


……………………………


夕方、家に着いた。

御主人様と葵さんに お礼を言って、部屋に入った。
(別れ際は、あっさりがいい。)



車の音が 遠くなっていった……


やっぱり、寂しいな…



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