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続・疼く…
第7章 もう…逢わない…
母は、日に日に 顔色も良くなり、元気そう。


『お姉ちゃんから車借りて来るから、ドライブしようか?』

母は 私との 適当に目的地を決めないドライブが大好きだ。

『行く』

速攻で決まり。


仕事は大丈夫か、とか、いい人いないの?とか、挙げ句には、ちゃんと洗濯してるの? だって。

いくつになっても、子が気になる、それが母親なんだな。

和やかに楽しんで帰宅したが、やはり病人、疲れさせてしまったみたい。

早々に床についた母。


姉が義兄に送られて家に来た頃は、母は熟睡中だった。


『ほんとに仕事いいの?』

わざわざ 母のために休暇を取ったと、姉は思っている。


『大丈夫だよ!きっちり仕上げてきましたからねー(笑)』

姉の前では、落ち込んだ顔はできない。
(お姉ちゃん、ありがとう)


姉が帰り、静かになった部屋で、母の寝息を聴きながら、御主人様を思っていた。





御主人様、こんな状況でも、



逢いたいです…………




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