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続・疼く…
第8章 第3幕 ジェラシー
土曜日の朝…

枕が濡れている。

きっと、また、夢の中で泣いたんだ。

最近 よく泣いている。


『ピンポーン』

誰だろう?

『あっこだよー、起きてるー?』


急いで玄関を開けると、すっぴんのあっこが、コンビニの袋を抱えて上がってきた。


『朝食、御一緒しませんか?(笑)』


『彼は?』


『いいの、いいの。それより、パンがいい?おにぎりにする?あ!おでんもあるよ(笑)』

朝から元気なあっこ。

おでんか…もう秋だもんね…


『もう!めんどくさいなあ!はいっ、メロンパン、好きでしょ!あたしは、おでん!!』


おでんにコーヒーでもないけど、ポコポコとコーヒーを入れる。沸かしてる時の、この香りが好き。


『どうしたの?いきなり…』


『どうしたの?は、あたしのセリフ!話したいんでしょ!今日は聞いてあげに来たの!』


私は あっこの顔を見て、泣き出してしまった。


『うん、話したかった…』


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