この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
続・疼く…
第9章 新生麻以の誕生
翌日、あっこを呼び出し、事の次第を伝え、決心は固い、と 宣言した。
『なんか、予感?してたよ。必ず連絡してよ!』
『日にちが迫ってるし…あたし、手伝うよ。仕事はすべて、あたしが引き継ぐ。後は?』
私は、あっこに深く頭を下げた。そして、何かあったら、その時連絡する、と言った。
……………………………
異動は、叶わない。実家がますます遠くなる所へは不自然だし、寿での異動も認められない。
退職届けを提出した。会社側はいろいろ言ったが、母の事と解釈したらしく、受理してくれた。
不動産に連絡をして、退去の手続きを完了した。
家財一式は、あっこの彼が、レンタル倉庫に保管してくれることにした。
一通り、目処が立ち、封をしてある手紙を開いた。
合流地は、八重洲口、午後1時。
首輪着用、膝上の白のコート、ロングブーツ。他、着用不可。時間厳守の事。
以上だった。
『はい、御主人様。』
正座して、おでこをつけてお辞儀した。
『なんか、予感?してたよ。必ず連絡してよ!』
『日にちが迫ってるし…あたし、手伝うよ。仕事はすべて、あたしが引き継ぐ。後は?』
私は、あっこに深く頭を下げた。そして、何かあったら、その時連絡する、と言った。
……………………………
異動は、叶わない。実家がますます遠くなる所へは不自然だし、寿での異動も認められない。
退職届けを提出した。会社側はいろいろ言ったが、母の事と解釈したらしく、受理してくれた。
不動産に連絡をして、退去の手続きを完了した。
家財一式は、あっこの彼が、レンタル倉庫に保管してくれることにした。
一通り、目処が立ち、封をしてある手紙を開いた。
合流地は、八重洲口、午後1時。
首輪着用、膝上の白のコート、ロングブーツ。他、着用不可。時間厳守の事。
以上だった。
『はい、御主人様。』
正座して、おでこをつけてお辞儀した。