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続・疼く…
第9章 新生麻以の誕生
前の日
あっこと彼が家に訪ねて来た。
私は、既に有休消化に入っていた。
3人で食事をすることになっている。
『わざわざ来てくれてありがとう、ごめんね。鍵、はい。』
『じゃ、行こう!』
長年、住み慣れた部屋を出た…
サヨナラ…私…。
あっこは、きっと複雑な心境だったに違いない。
努めて明るく振る舞ってくれていた。
私をホテルに送ると、2人は帰って行った。あっこの後ろ姿は、肩が震え、泣いている…彼に支えられて、やっと歩いていた…
ありがとう、そして、ごめんね…
あっこと彼が家に訪ねて来た。
私は、既に有休消化に入っていた。
3人で食事をすることになっている。
『わざわざ来てくれてありがとう、ごめんね。鍵、はい。』
『じゃ、行こう!』
長年、住み慣れた部屋を出た…
サヨナラ…私…。
あっこは、きっと複雑な心境だったに違いない。
努めて明るく振る舞ってくれていた。
私をホテルに送ると、2人は帰って行った。あっこの後ろ姿は、肩が震え、泣いている…彼に支えられて、やっと歩いていた…
ありがとう、そして、ごめんね…