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続・疼く…
第9章 新生麻以の誕生
檻に手足を拘束された私は 少しは動けるが、座ることは出来ない。


大きく手足を広げた四つ足状態だった。


辛い体制は数時間続き、外されたのは、夕食の時だった。


手足が外され、朱い首輪も外された。

首輪は南京錠のついた黒く太く硬いものだった。


『餌だ。四つん這いで食べろ。よしと言うまで、お前は犬だ』

葵さんだった。

私は、いつ、御主人様に逢えるのだろう…


粗末なご飯は、アルミ皿、隣にアルミ皿に入った水だけだった…


以前の待遇とのあまりの違いに、主の怒りを痛感し、自分が犯したタブーを まざまざと思い知らされた…


『排泄管理をする。それまで、排泄は禁止、寝る時以外は手足を拘束する。返事はいらない。そして、問答無用。』

葵さんは、そう吐き捨て、時間だ、と言って、ご飯と水を片付けてしまった。





「辛い………」



私は、排尿の限界にいた。食後、手足が拘束されたために、更に辛かった。


身体の震えが来た頃、


『排泄』


枷が外れ、四つん這いになり、片足をあげて 排尿した。


垂れ流して、汚した足も拭くことは許されず、私は眠りについた。




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