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亜美の鎖 -快楽地獄-
第10章 再開

「取っちゃおうか」
亜美は一瞬、構造上ブラが取れないことに気付き、
「えっ?」
と小さく困惑の声を漏らした。
後手に縛られた状態では、ブラを脱がせることは不可能だった。
彼女の戸惑う表情を見たナオは言った。
「俺のために選んだ可愛いブラ、貰うね」
その言葉を口にすると、彼は立ち上がり、ハサミを取り出した。
刃の冷たい光が部屋の薄暗い照明に反射し、亜美の目に映った。
ナオはハサミを手に持ったまま、彼女に近づき、
ブラの横、脇の近くに刃を入れた。
ジョキン!
鋭い音が響き、布が切れる感触とともに胸の圧迫感が消えた。
ブラが切り離され、彼女の胸が露わになると、
冷たい空気が肌に触れ、亜美の体がビクッと震えた。
切るという予想外の行動に、
亜美はこれからどうなるか想像できず、恐怖が胸を締め付けた。
ハサミの冷たい刃が近くにあること、ナオの予測不能な行動が、彼女の心を混乱させた。
だが同時に、秘部はさらに熱くなり、濡れるのを抑えきれなかった。
羞恥と恐怖が交錯する中、体の反応が彼女の意志を裏切り、
息がさらに乱れた。
彼の視線が彼女の胸を這い、そのまま下へと移った。
ハサミを手に持ったまま、ナオはパンティの方に目を向けた。
「パンツも」
短く言い放つと、彼の手が動き、
淡い緑色のレースのパンティの横にハサミを入れた。
ジョキン!
パンツの片側が切られ、ハラリと垂れ下がった。
さらにハサミが動くと、「ジョキン」ともう一度音が鳴り、
前面が完全に垂れ下がり、軽く手入れのされた陰毛が露わになった。
下着を取られ、全裸に縄を掛けられた状態で、
亜美の体は火照りと恥ずかしさでほのかに赤くなった。
「うぅっ…」
と恥ずかしさで目を瞑る亜美は、
ナオの視線が全身を這う中、無防備な姿を晒され、
ただ震えるしかなかった。

