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12歳年下の旦那さんとの甘い生活2
第18章 2025年4月21日~27日

『割と、クセ強な…良い
アクセントと言うかパンチの
ある内装じゃないですかね?』
「確かに…あんまり…見ないかも…」
ソファも…普通の一般的な
ラブホテルのソファより
お高いんだろうなって感じの…、
チェスターフィールドのソファで。
チェスターフィールドって
なんぞや?って感じなんだけど
総革張りの鋲飾りの
ボタン留めソファの総称を
チェスターフィールドって言うらしく。
イギリスの伝統的な製法で
製造されたソファなんだけど。
これだけインパクトの強い
壁紙のお部屋に置かれいていても
どっしりとして重厚感がある
存在感のあるソファで。
サイズも3人掛けの大きなもので、
色合いがまた絶妙なカラーで
いぶし銀…ぽさのあるアイボリーで
白っぽい色にしてあるから
主張がこの程度で落ち着いてるんだろうなって
そんな感じのソファだった。
『なんか…こう…
部屋の真ん中に壁の方に
向いてないベッドも珍しいですね』
ソファに座ると、正面に
ベッドが見えてるんだけど。
壁になって居る面に頭が来るのが
普通のレイアウトなんだけど。
この部屋は正面と左側が壁なんだけど
ベッドは左側の壁に面してない。
良く見ると足元のカーペットも
ツートンカラーの稲妻の様な
黒い面に白いペンキで
ザクザク稲妻をラフに描いたような
そんな変わった柄をしてるんだけど。
それが中央で柄は同じ柄で
色が赤黒に白黒から切り替わっていて。
壁紙が凄いのとソファと
トランク型のテーブルで
情報が一杯だったんだけど…。
ふと、足元を見たら足元も
かなり個性的で。
「カーペット凄い柄…」
『足元も凄いですけど、
上、上見て下さいよ…上も相当
やってんなぁって感じですよ』
部屋の情報が多すぎて、
1つ1つを確認して回る感じで
旦那さんが見上げている上を見ると。
天井の一部が…高くなって居る
所謂折り上げ天井になっていて。
空間が広く感じられて、
高さを感じられるから
ラブホテルとかのお部屋にこう言う
折り上げの天井になってるお部屋は
あるにはある感じの…造りなんだけど。
ちょっと…このホテルは
他所のホテルとは一味違っていて。

