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愛の時間 ○○連発
第24章 透明人間に犯される

せっかく透明人間になれたのだから
普段男として侵入出来ないところへ冒険しなきゃと研究室を後にした。
靴を穿きたいところだが
靴だけがぺたんペタンと動き回るのも
不気味なので足裏が痛いけど我慢して
裸足で歩くことにした。
まずは男の憧れ女湯の冒険だ。
見えないとわかっていても
外を歩くときは
自然と前を隠しながら歩いてしまう。
スーパー銭湯への道すがら
すれ違う女の子の胸を次々と揉んでみた。
揉んでみて気付いたのだが、
かなりの確率で形の良いおっぱいは
ブラの中にパットが入っていて、
揉んでも全然気持ち良いことがなかった。
『そうそうノーブラで
歩いている女なんていないよな』
幸太郎が辺り構わず
次から次へとおっぱいを揉むものだから
街のあちらこちらで「きゃっ」という
可愛い悲鳴があがった。
『揉むんならおっぱいより尻だな…』
胸から尻にターゲットを切り替えて
今度は通り過ぎる女の背後から
ムギュっと尻を揉み始めた。
こちらも期待していたほどの
興奮は得られなかった。
ツンと張りの良いお尻ほど
ガードルショーツを履いているのか、
先ほど揉んだ助手の聖子の尻の
プルンとした触感が得られない。
『おいおい…
近頃はプロポーションのよい女が増えたと思ったが
7割りがた矯正下着のおかげじゃないか…』
こんな作り物のプロポーションに
男は騙されつつも
目の保養だと凝視してたのかと嘆かわしくなる。
おっぱいが垂れていようが貧乳だろうが
やはりヌードを楽しんだ方がいいなと
幸太郎は銭湯を目指して先を進んだ。
それにしても裸足で歩くということが
こんなにも辛いとは思わなかった。
灼けたアスファルトは思いのほか熱く、
幸太郎はなるべく日陰を選んで歩いた。
散歩中の犬にこっぴどく吠えられたが、
お前の肉球もさぞかし熱かろうと
同情せずにはいられなかった。

