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愛の時間 ○○連発
第40章 他の女の子に憑依して憧れの彼とのセックス

幽体離脱をした魂は他の誰かに憑依出来るのだと死神から教えられた夢子。
だが、いくら自分が念じても思うように離脱が出来ない。
コツでもあるのかしら…
どうすれば離脱するのか考え抜いた挙げ句
いつもは離脱する前には
猛烈な眠気がやって来ることにゆきついた。
その機会は唐突にやってきた。
6時限めの社会の授業だ。
担当の教師はモゴモゴと口ごもり、
何を喋っているのか不明瞭で
クラスメ-トのほとんどは
こっくりこっくりと舟を漕いで居眠りをしている。
夢子も他の学友と同じように睡魔に襲われた。
たちまちガクンっと体に電流が流れて
夢子の意識はクラスの天井に張り付いていた。
「来た!!」
さあ、誰に憑依してやろうかしら…
夢子の意識はクラスの天井から
クラスメートたちを眺めた。
『あ、そうだわ…
今日って生徒会のある日じゃない!
ならば生徒会役員の松岡さんに憑依して
憧れの生徒会長の吉住くんと放課後を過ごそう』
夢子の意識は松岡さんに近づき
少しずつその体に侵食していった。
次の瞬間、ハッっと夢子は目が覚めた。
だが、いつもの席とは教壇の先生を見る角度が違う
ソッと周りを見渡すと
その席は紛れもなく松岡さんの席で
ノートの表紙に書かれている氏名を見て
夢子は松岡さんに憑依出来たのだと知った。

