この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛の時間 ○○連発
第11章 場末の立ちんぼ熟女

寒空の下、亜由美はカイロを握りしめて
寒さをしのいでいた。

年の瀬ということで
多くの工場は操業をストップしているのだろうか、やけに今夜は空気が澄み切っていて星がいくつも夜空に瞬いていた。

『今月の支払いは大丈夫かしら…』

亜由美は頭の中で銀行口座の残高と
支払い分を計算していた。

なんとかパンクしなくてもいいとわかって
ホッとしたものの、
こんな自転車操業では
そのうち預金も底をついてしまう。

「よっ!おばちゃん、
こんなに寒いのに立ちんぼかい?」

頭にサンタ帽を被った酔っ払いが
冷やかして通り過ぎてゆく。

『そうやよ!立ちんぼやよ!悪いんか!』

遊んでいかへんか?と
酔っ払いに声をかけながらも
心の中であんたみたいな醜男なんかと
寝てやるもんかと毒づいた。

『あかん、あかん…
客を選り好みしてる場合とちゃうねん』

四十手前の女なのだ。

買ってくれる男がいるのなら
喜んで股を開かないと…

「おばちゃ~ん、寒いのにまだ頑張るん?」

背後から懐かしい声がした。

「あら?雪ちゃん」

先月まで同じように
立ちんぼで男に買われる仕事をしていた雪子が
白い息を吐きながら立っていた。

「おばちゃん、
今どきこの仕事はもうあかんやろ?」

雪子はキャバレーのホステスをしていたが
ホスト遊びが度を過ぎて
借金まみれになった女だった。

「あんた、最近はこの仕事を辞めたん?」

「辞めたよ。こんな仕事、
アホらしゅうてやってられへんわ」

では、どうやって収入を得ているのだろう?

亜由美は興味本位で聞いてみた。

「今はコレや、コレを上手に使う時代や」

雪子はバッグからスマホを取り出して見せつけた。

「おばちゃんも登録して仕事をしてみるか?」
/713ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ