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わたしの放課後
第7章 恥ずかしい気持ち

ふと、若い男と浮気している母のことを思い出してしまう。わたしにも秘密を共有して恥ずかしい気持ちを愉しんでいるのかな…。わたしは、おじさんとのことを母と共有しようというそこまでの気持ちにはなれないけど。母には内緒で、母が浮気しているという秘密をおじさんに打ち明けてしまっている。
「お客さんのことは意識していないなんて言っても、結局、意識はするし、だいたい、もう何十年も経っているのにこうして思い出すのだもの。まあ、思い出ということだね。恵子ちゃんに初めて会ったとき、恵子ちゃんはおじさんの眼を見て本を買ってくれていったよ」
「そ、そうだったかな…」
「あまり男の人に見えなかったのかもしれないね」
「そんなことありません。おじさんは男の人です。男の人だけど安心できるおじさんです」
「はは、ありがとう」
おじさんがキスしてくれる。
「おじさんも恵子ちゃんは、すてきなお客さんだと思ったよ。恵子ちゃんはおじさんを信じてくれているし、おじさんも恵子ちゃんを信じている。だから一緒に耽美な世界を愉しめているんじゃないかな。恵子ちゃんのお母さんも恵子ちゃんを信じていると思うよ」
おじさんが耳元で囁く。わたしと数歳しか違わない若い男の人と浮気セックスしている母。そしてその娘は、お父さんよりもずっと年上のおじさんとセックスしている。
「恥ずかしいです…」
「いや…。いいと思うよ。お母さんも耽美な世界を愉しんでいらっしゃるんだよ」
頭の中ではいろいろな妄想が始まる。母とわたしがはずかしいことをしている写真がグラビアになって本になっている…わたしは制服の上から縄で縛られている…母はそれを見て…。恥ずかしい…。そんな写真がいっぱい載っている本をどこかの誰かが見ている…。見ているだけじゃなくて…興奮して…。『耽美』という言葉で説明できるのかはわからないけど…。
おじさんは妄想しているわたしを優しく愛撫してくれている。どんな妄想をしているかをおじさんに打ち明けるのは…まだ恥ずかしい。
「お客さんのことは意識していないなんて言っても、結局、意識はするし、だいたい、もう何十年も経っているのにこうして思い出すのだもの。まあ、思い出ということだね。恵子ちゃんに初めて会ったとき、恵子ちゃんはおじさんの眼を見て本を買ってくれていったよ」
「そ、そうだったかな…」
「あまり男の人に見えなかったのかもしれないね」
「そんなことありません。おじさんは男の人です。男の人だけど安心できるおじさんです」
「はは、ありがとう」
おじさんがキスしてくれる。
「おじさんも恵子ちゃんは、すてきなお客さんだと思ったよ。恵子ちゃんはおじさんを信じてくれているし、おじさんも恵子ちゃんを信じている。だから一緒に耽美な世界を愉しめているんじゃないかな。恵子ちゃんのお母さんも恵子ちゃんを信じていると思うよ」
おじさんが耳元で囁く。わたしと数歳しか違わない若い男の人と浮気セックスしている母。そしてその娘は、お父さんよりもずっと年上のおじさんとセックスしている。
「恥ずかしいです…」
「いや…。いいと思うよ。お母さんも耽美な世界を愉しんでいらっしゃるんだよ」
頭の中ではいろいろな妄想が始まる。母とわたしがはずかしいことをしている写真がグラビアになって本になっている…わたしは制服の上から縄で縛られている…母はそれを見て…。恥ずかしい…。そんな写真がいっぱい載っている本をどこかの誰かが見ている…。見ているだけじゃなくて…興奮して…。『耽美』という言葉で説明できるのかはわからないけど…。
おじさんは妄想しているわたしを優しく愛撫してくれている。どんな妄想をしているかをおじさんに打ち明けるのは…まだ恥ずかしい。

