この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第58章 梨果と美幸のCM契約

美幸が社長室へ行ったまま戻りが遅かった。かれこれ30分は過ぎていた。
「ちょっと遅すぎない?私見てくる……」
梨果が立ち上がる。
「え?もう少し待ってればそのうち戻るんじゃない?」
「んー……やっぱり心配だから見てくる。おじさんもいい?」
梨果の目が真剣だった。
「わ、わかった。一緒にいく。」
「ちょっと、おい。俺も……」
「入れ違いになったら困るから真田さんはここで待ってて。もし戻ったらおじさんに電話して。」
大人を差し置いてリーダーシップを発揮する梨果に案内され社長室へと向かった。
エレベーターで最上階へ。
社長室の扉の前には先ほどの女性秘書がいた。
「?……何かございましたか。」
「美幸ちゃんはまだ中ですか?」
「はい、只今お話中です。」
「私も入れてください。」
「だ、ダメです!」
冷静沈着に見えた秘書が焦るように梨果を阻止する姿が不自然に思えた。
「あまりにも長すぎます。私も入れてください。」
強めな口調の梨果も珍しい。
「それはできません。お話が終わりましたら私がご案内しますので先ほどの会議室でお待ちください。」
秘書と梨果の攻防、一体梨果は社長とどんな話をしたのか。美幸は中で今何を話しているのか。
「ちょっと遅すぎない?私見てくる……」
梨果が立ち上がる。
「え?もう少し待ってればそのうち戻るんじゃない?」
「んー……やっぱり心配だから見てくる。おじさんもいい?」
梨果の目が真剣だった。
「わ、わかった。一緒にいく。」
「ちょっと、おい。俺も……」
「入れ違いになったら困るから真田さんはここで待ってて。もし戻ったらおじさんに電話して。」
大人を差し置いてリーダーシップを発揮する梨果に案内され社長室へと向かった。
エレベーターで最上階へ。
社長室の扉の前には先ほどの女性秘書がいた。
「?……何かございましたか。」
「美幸ちゃんはまだ中ですか?」
「はい、只今お話中です。」
「私も入れてください。」
「だ、ダメです!」
冷静沈着に見えた秘書が焦るように梨果を阻止する姿が不自然に思えた。
「あまりにも長すぎます。私も入れてください。」
強めな口調の梨果も珍しい。
「それはできません。お話が終わりましたら私がご案内しますので先ほどの会議室でお待ちください。」
秘書と梨果の攻防、一体梨果は社長とどんな話をしたのか。美幸は中で今何を話しているのか。

