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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第64章 CM撮影当日
引き出しから美幸のヌード写真を出して眺めた。均整の取れた美しいスタイル、長い黒髪と程よく膨らんだ秘宝たる乳房……下腹部の発毛の割に幼い性器だけが彼女がまだ中学生だと気付かさせてくれる。

この至宝の身体を彼女は河海社長に捧げる。天秤に掛けた芸能界というものの価値は解らないが、美幸は自分の価値を低く見積もりすぎていると感じた。

美幸を河海社長に抱かれるのを阻止するのは簡単だ。しかしそれでは美幸が身体を張ってでも得ようとしたものが水泡と化してしまう。それは大きなお世話というものだ。

別れ際の美幸の告白を思い出す。梨果のいる前で堂々と告げてくれた。しかし言葉尻は過去形だった。あれはこれまでの私との縁を断ち切って新たな夢に向かう覚悟があっての発言だったのだろう。
私として心残りは多大にあるが、梨果を選んだ以上もう戻ることはできない。ここが彼女との分岐点なのだ。

(美幸さんごめん……)

ペニスを取り出してしごく。
深夜1時、美幸に思いを馳せて射精した。

(さようなら、美幸さん……)
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