この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第65章 CM撮影当日 美幸編

少し長めの休憩に入ったので梨果ちゃんの希望で保護者待合室に行った。そこにはおじさまがいた。
「お!やっと撮影終わった?」
「ううん、休憩だよ。」
「ええっ!まだ続くの?」
おじさまも既に4時間も待っていることになる。
「2人ともとても可愛いね。」
「でしょ?私たちは無敵だい!」
父の姿を探す。
「おじさま、うちの父は……?」
「ああ美幸さん。真田さんは仕事に戻ったから帰りは私たちと帰ろう。」
「そうでしたか……わかりました、よろしくお願いします。」
そういえば年度末の今、父は学校関係のアルバムの納品で忙しいと言っていた。
「美幸ちゃんはヤッパリ演技が上手いんだよ。だから今回は美幸ちゃん中心のストーリーに変更になったみたい。私も頑張ってはいるんだけど足を引っ張っちゃって……」
「ほら、やっぱり実力のある者にステージは用意されるんだよ。」
以前おじさまがそんな話をしてくれた事を思い出した。でも今回は違う……私は自分の身体を売って梨果ちゃんから奪ったステージ。急に自分のしたことが穢らわしく感じておじさまの顔を見ているのが辛くなった。
「……梨果ちゃん戻ろ。時間だよ。」
「あ、うん、おじさん、またね。」
「お、おう……」
おじさまの前から逃げてしまった。
「お!やっと撮影終わった?」
「ううん、休憩だよ。」
「ええっ!まだ続くの?」
おじさまも既に4時間も待っていることになる。
「2人ともとても可愛いね。」
「でしょ?私たちは無敵だい!」
父の姿を探す。
「おじさま、うちの父は……?」
「ああ美幸さん。真田さんは仕事に戻ったから帰りは私たちと帰ろう。」
「そうでしたか……わかりました、よろしくお願いします。」
そういえば年度末の今、父は学校関係のアルバムの納品で忙しいと言っていた。
「美幸ちゃんはヤッパリ演技が上手いんだよ。だから今回は美幸ちゃん中心のストーリーに変更になったみたい。私も頑張ってはいるんだけど足を引っ張っちゃって……」
「ほら、やっぱり実力のある者にステージは用意されるんだよ。」
以前おじさまがそんな話をしてくれた事を思い出した。でも今回は違う……私は自分の身体を売って梨果ちゃんから奪ったステージ。急に自分のしたことが穢らわしく感じておじさまの顔を見ているのが辛くなった。
「……梨果ちゃん戻ろ。時間だよ。」
「あ、うん、おじさん、またね。」
「お、おう……」
おじさまの前から逃げてしまった。

