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第91章 裸エプロン

「じゃじゃーん！」

「あああ……」

友也は顔に手の平を当てて真っ赤になっている。

梨果は以前家庭科の授業で作ったというエプロンを身に着けていた。ピンクを基調とした生地にヒラヒラとレースがあしらわれたファンシーなデザインだった。

「可愛いでしょ？」

「エプロンは可愛いけど梨果さんが変態過ぎて可愛くない。」

「なんですってー！この童貞めー！」

「思い切り悪口言われたよ父さん！」

「ん？こら梨果、仮性包茎の何が悪い！」

「私そんなこと一言も言ってないけど……友也くんも包茎なの？」

「父さん……余計な情報を……」

「ごめん、話し聞いてなかった。」

「もー、いいからちゃんと見てよ。ほら。」

くるりと後ろを向く梨果。

「うわわわっ！！本当に裸だし！」