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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第92章 ドタバタ勉強会

「この紙袋なに?」
小一時間して勉強に飽きたのか美月が書店の紙袋を手に取った。
(あ……)
駅で買った雑誌を居間の畳に置いたままだったのを失念していた。
(マズい……!)
中身が中身なだけにここで開けられたら一大事だ。
「み、美月さん。ダメだよ私の買った本だからそのまま置いておいて。」
「えー、何の本?」
「美月、お父様がだめだと仰ってるんだから置いておきなよ。」
「えー、気になるじゃん。」
「もー美月、だめだって言ってるでしょ、今は勉強でしょー!」
美月の持った紙袋を奪おうと奏音が引っ張る。
その時……
ビリリッ!
「ああっ!」
私が駆け寄ったのも束の間、袋が破れて中身が飛び出してしまった。
Oh My God……
「うわっ!父さんこれ“マカロン”じゃん……買ったんだ。」
「マカロン?使い捨てカイロ?」
むしろ思考回路が私と似てきた梨果……雑誌を手にして眺める……とてもこわい。
「へぇ~おじさん、こういうの好きなんだぁ。へぇ~」
ジト目で見られる。
「……」
「ちょっと私にも見せてよ。」
奏音が受け取りページを開く。
「うわっ!……えっ……この子たち同世代……しかも下着が見えてるけど……」
すると急に友也が饒舌に語り出す。
「あーそれは一見下着に見えるけど制服の中に白いビキニを着ているんだよ。3年前の1999年の児ポ規制以来それが抜け道でね……ってえ?」
解説する友也に冷ややかな目を向ける奏音。
(あれは下着じゃなかったのか……)
「こういうの見る男性って確かロリコン?って言うんですよね……」
私を犯罪者を見るような目で身体を護る動作をする奏音。
「か、奏音さん誤解です!」
「おじちゃんやっぱりロリコンだったんだね。美月嬉しい。」
「いや、決して違う!それは勉強の為に……」
「なんの勉強?」
「う……梨果……」
「おじさん。なんの勉強ぉ?!」
「……」
梨果の突っ込みに答えられなかった。
「この雑誌は没収します。」
男子中学生の母ちゃんみたいなセリフと共に梨果に雑誌を没収されてしまった。
小一時間して勉強に飽きたのか美月が書店の紙袋を手に取った。
(あ……)
駅で買った雑誌を居間の畳に置いたままだったのを失念していた。
(マズい……!)
中身が中身なだけにここで開けられたら一大事だ。
「み、美月さん。ダメだよ私の買った本だからそのまま置いておいて。」
「えー、何の本?」
「美月、お父様がだめだと仰ってるんだから置いておきなよ。」
「えー、気になるじゃん。」
「もー美月、だめだって言ってるでしょ、今は勉強でしょー!」
美月の持った紙袋を奪おうと奏音が引っ張る。
その時……
ビリリッ!
「ああっ!」
私が駆け寄ったのも束の間、袋が破れて中身が飛び出してしまった。
Oh My God……
「うわっ!父さんこれ“マカロン”じゃん……買ったんだ。」
「マカロン?使い捨てカイロ?」
むしろ思考回路が私と似てきた梨果……雑誌を手にして眺める……とてもこわい。
「へぇ~おじさん、こういうの好きなんだぁ。へぇ~」
ジト目で見られる。
「……」
「ちょっと私にも見せてよ。」
奏音が受け取りページを開く。
「うわっ!……えっ……この子たち同世代……しかも下着が見えてるけど……」
すると急に友也が饒舌に語り出す。
「あーそれは一見下着に見えるけど制服の中に白いビキニを着ているんだよ。3年前の1999年の児ポ規制以来それが抜け道でね……ってえ?」
解説する友也に冷ややかな目を向ける奏音。
(あれは下着じゃなかったのか……)
「こういうの見る男性って確かロリコン?って言うんですよね……」
私を犯罪者を見るような目で身体を護る動作をする奏音。
「か、奏音さん誤解です!」
「おじちゃんやっぱりロリコンだったんだね。美月嬉しい。」
「いや、決して違う!それは勉強の為に……」
「なんの勉強?」
「う……梨果……」
「おじさん。なんの勉強ぉ?!」
「……」
梨果の突っ込みに答えられなかった。
「この雑誌は没収します。」
男子中学生の母ちゃんみたいなセリフと共に梨果に雑誌を没収されてしまった。

