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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第105章 祝福
「あ、授賞式の映像だね。」

ニュースの画面に古川賞の授賞式の様子が放送されていた。

「ほらほら奏音!俺が映ってる。見て!」

「あ、本当だ。授賞式には友也もいたんだね。」

「うん、凄い豪華なホテルだったんだよ。」

「そうだね。」

「ん?」

「ほら友也、テレビ見てみて。」

「え?父さんのインタビューだ。これは晩餐会?梨果さんもいるね。あれ?!美月さん?え?!え??!奏音までいる!!なんで?!」

「うふふ。」

スタジオの映像になりキャスターがコメントをする。

『今回の授賞式の話題の中心はタレントで俳優の佐藤繁さんの新人賞受賞という見方が強かったのですが、意外なことに文学賞を受賞された一条院巴さん。それも同伴の女性に注目が集まっています。』

「意外とはどういうことだ?文学賞を受賞したの私なんだけど……」

「まぁまぁ。」

友也定番のセリフだ。

『コメンテーターの高坂さんはこれをどうご覧になりましたか?』

『はい。まず授賞式に一条院さんと同伴されていた若い男性は息子さんと思われます。』

「あ、俺のことか。」

『そして話題の2人の女性のお一人は祇園では伝説の芸妓として有名な松乃さんと思われます。』

『祇園の伝説の芸妓さんですか!』

『ええ、ですが松乃さんは恐らくもうお一方の女性の介添え人としての参加かと思われます。』

『伝説の芸妓を介添え人にですか。この若い女性は一条院さんの娘さんということでしょうか?』

『いえ、一条院さんに娘さんがいらっしゃるとの情報はありません。』

『するとこの女性は?』

『私が調べましたところこちらの女性は中学生子役として活動されていて某学習塾のCMにも出演されています。』

『なるほど。ではそのCMのVTRがあるということですのでご覧ください。』

例の河海塾のCMが流された。

「いろいろバレてきたね。」

「うわー、恥ずかしい!」

困惑する梨果。
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