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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第110章 夏服

「お疲れさま梨果、お腹空いたでしょ。」
すでに夕方という時間は過ぎていた頃だ。
「うんっ。」
「いただきまーす。」
梨果と友也と3人で夕食を囲む。梨果は今日の撮影の状況を話し、友也は興味深く聞いていた。
「えっ!水着にもなったの?!」
「うん、スクール水着と結局ビキニ姿にもなった……」
「ええっ!」
「スクール水着姿には美幸ちゃんと一緒になったよ。」
(おっと、そりゃ楽しみだ。)
「美幸さん、元気だった?」
友也が訊ねた。
「うん。」
「そっか、良かった。」
「……」
梨果も友也もそして私もそれ以上美幸について語らなかった。
プルルルルルルル♪プルルルルルルル♪
私の携帯電話が鳴る。画面を開くと富山氏だった。
「はい、もしもし。」
『よう、夜分すまない。さっき先生から連絡あって例の絵が展覧会への出展の審査が通ったらしい。』
「そうですか……」
『来月第一金曜日から六本木の美術館で展示されるそうだ。』
「わかりました。連絡ありがとうございました。」
通話を終える。
「誰?」
梨果が私に訊ねる。
「富山さん。先生の絵の出展の審査が通ったらしい。」
「本当?!展覧会いつから?」
「来月第一金曜日から六本木の美術館で公開だって。」
「どんな絵なの?」
そういえば友也は知らない。
「梨果のヌード画だよ。」
「は?!まだそんなことしてたの?梨果さん無事だったの?!」
「うん……まぁ無事といえば無事。」
「はぁ……信じられない。」
友也は友也で普段から梨果の事を心から気にかけているのが理解できた。
(うっ!!)
急に心臓が痛み出した。声も出せず畳に倒れ込んでしまった。
「おじさん!?どうしたの?」
「父さん大丈夫?!」
「ゴホッ……あぁ、少しむせてしまったよ。大丈夫。」
短い発作だったがいつになく締め付けられるような痛みだった。
「父さん何か持病でもあるの?」
「いや……」
「おじさん、隠し事してないよね?」
「あ、ああ……そういえば友也、来週の金曜日は誕生日だね。」
「えっ!友也くんもうすぐ誕生日なの?!」
上手く話を逸らせた。
「あ、うん。」
「そうなんだ!お祝いしないとだね。」
すでに夕方という時間は過ぎていた頃だ。
「うんっ。」
「いただきまーす。」
梨果と友也と3人で夕食を囲む。梨果は今日の撮影の状況を話し、友也は興味深く聞いていた。
「えっ!水着にもなったの?!」
「うん、スクール水着と結局ビキニ姿にもなった……」
「ええっ!」
「スクール水着姿には美幸ちゃんと一緒になったよ。」
(おっと、そりゃ楽しみだ。)
「美幸さん、元気だった?」
友也が訊ねた。
「うん。」
「そっか、良かった。」
「……」
梨果も友也もそして私もそれ以上美幸について語らなかった。
プルルルルルルル♪プルルルルルルル♪
私の携帯電話が鳴る。画面を開くと富山氏だった。
「はい、もしもし。」
『よう、夜分すまない。さっき先生から連絡あって例の絵が展覧会への出展の審査が通ったらしい。』
「そうですか……」
『来月第一金曜日から六本木の美術館で展示されるそうだ。』
「わかりました。連絡ありがとうございました。」
通話を終える。
「誰?」
梨果が私に訊ねる。
「富山さん。先生の絵の出展の審査が通ったらしい。」
「本当?!展覧会いつから?」
「来月第一金曜日から六本木の美術館で公開だって。」
「どんな絵なの?」
そういえば友也は知らない。
「梨果のヌード画だよ。」
「は?!まだそんなことしてたの?梨果さん無事だったの?!」
「うん……まぁ無事といえば無事。」
「はぁ……信じられない。」
友也は友也で普段から梨果の事を心から気にかけているのが理解できた。
(うっ!!)
急に心臓が痛み出した。声も出せず畳に倒れ込んでしまった。
「おじさん!?どうしたの?」
「父さん大丈夫?!」
「ゴホッ……あぁ、少しむせてしまったよ。大丈夫。」
短い発作だったがいつになく締め付けられるような痛みだった。
「父さん何か持病でもあるの?」
「いや……」
「おじさん、隠し事してないよね?」
「あ、ああ……そういえば友也、来週の金曜日は誕生日だね。」
「えっ!友也くんもうすぐ誕生日なの?!」
上手く話を逸らせた。
「あ、うん。」
「そうなんだ!お祝いしないとだね。」

