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臨時ヌードモデル~梨果14歳の一年~
第14章 梨果と父親の駆け引き

三階の父のアトリエに行くと椅子を用意され私はそれに座り。父は愛用の椅子に腰を下ろした。
父は今年50歳になった。おじさんより少し年上…だと思う。そういえばおじさんの正確な年齢聞いてないや……
「先日は教室で急遽モデルをやってもらって申し訳なかった。嫌な思いもしただろう。」
「うん最悪だった。なんであの人たちを止められなかったの?」
「田村会長と川瀬さんか……父さんもあの人達には……本当申し訳ない。」
何か大人の事情があるのかな。この間自転車屋さんが言ってたお金関係の何かかな……
「そんな事言ってお父さんも梨果の身体ジロジロ見てたでしょ。内心では自転車屋さんたちの言うことに賛同してたんじゃないの?」
勇気を出して淡々と聞いてみた。
「……邪な気持ちで見ていたわけじゃない。久し振りで成長したなとは思っていたが。」
「ふーん……」
成長……意外と冷静に誤魔化してきたなぁ。
「本題に入るが、また次回の裸婦クロッキー会でモデルをやってくれないか?」
「えっ?」
「この間まだ途中までしか描けていないという受講者さんが多いらしてな。もちろん次回はあのようなことにならないように約束する。」
「絶対嫌!」
即答した。
何となくまたやれと言われるの予想してた……きっとあの人たちの進言だと思う。
「そうか……」
「当たり前だよ。最悪だったって言ったじゃん。イヤらしくてヒドい人たちだよあの人たち。梨果が泣いてるのに助けてくれたの一人しかいなかった。お父さんだってさ…!」
「わ、わ、わかった……皆には諦めてもらおう。ではこれはどうだ、私の次の作品でモデルをやってもらえないか。以前にもやっていたようにこのアトリエで。もちろん他には誰もいない。」
「裸?」
「……そのつもりだ。母さんにも話はしてある。」
(っぱり裸、うぇえ……)
この際例の件をもう少し突っ込んでみよう。
「お父さん、この前梨果の裸見て……大きくしてたよね?」
わざと父の股間に視線を落として言う。
「そ、そんな事あるはずないだろ、何だはしたない。」
「イヤラシイ目で見られるとイヤなんだけど。」
「当たり前だ。あくまで美術。絵画作品のためだ。」
「……うーん。しばらく考えさせて。」
「わかった。」
父は今年50歳になった。おじさんより少し年上…だと思う。そういえばおじさんの正確な年齢聞いてないや……
「先日は教室で急遽モデルをやってもらって申し訳なかった。嫌な思いもしただろう。」
「うん最悪だった。なんであの人たちを止められなかったの?」
「田村会長と川瀬さんか……父さんもあの人達には……本当申し訳ない。」
何か大人の事情があるのかな。この間自転車屋さんが言ってたお金関係の何かかな……
「そんな事言ってお父さんも梨果の身体ジロジロ見てたでしょ。内心では自転車屋さんたちの言うことに賛同してたんじゃないの?」
勇気を出して淡々と聞いてみた。
「……邪な気持ちで見ていたわけじゃない。久し振りで成長したなとは思っていたが。」
「ふーん……」
成長……意外と冷静に誤魔化してきたなぁ。
「本題に入るが、また次回の裸婦クロッキー会でモデルをやってくれないか?」
「えっ?」
「この間まだ途中までしか描けていないという受講者さんが多いらしてな。もちろん次回はあのようなことにならないように約束する。」
「絶対嫌!」
即答した。
何となくまたやれと言われるの予想してた……きっとあの人たちの進言だと思う。
「そうか……」
「当たり前だよ。最悪だったって言ったじゃん。イヤらしくてヒドい人たちだよあの人たち。梨果が泣いてるのに助けてくれたの一人しかいなかった。お父さんだってさ…!」
「わ、わ、わかった……皆には諦めてもらおう。ではこれはどうだ、私の次の作品でモデルをやってもらえないか。以前にもやっていたようにこのアトリエで。もちろん他には誰もいない。」
「裸?」
「……そのつもりだ。母さんにも話はしてある。」
(っぱり裸、うぇえ……)
この際例の件をもう少し突っ込んでみよう。
「お父さん、この前梨果の裸見て……大きくしてたよね?」
わざと父の股間に視線を落として言う。
「そ、そんな事あるはずないだろ、何だはしたない。」
「イヤラシイ目で見られるとイヤなんだけど。」
「当たり前だ。あくまで美術。絵画作品のためだ。」
「……うーん。しばらく考えさせて。」
「わかった。」

