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なりすました姦辱
第1章 脅迫されたOL

「なんか、今日はペラペラよく喋るんだね。いつもは気色悪いだけなのに」
「そんなことはどうでもいいってば。それとも時間稼ぎ、かな? あと十秒以内にパンモロしてくれなきゃ……」
威勢を張りたい汐里へ、男は足元から拾い上げたノートパソコンを向けてくる。画面を見たがすぐ、せっかく睨み直した顔を伏せ、左右から垂れる髪の中に隠して唇を噛んだが、
「いくよ。十、九、八……」
「……! ちょっと待ってよっ!」
またすぐに顔を上げる羽目になり、慌てて指先に力を込め、裾を引き上げ始めた。しかし自慢のボディライン、特に、磨き上げたヒップラインと脚線を強調せんがために選んでいる膝上のタイトは、フォルムがシャープ過ぎて、蛇腹を刻んでいくと太もも半ばで固く滞ってしまう。
「五、四……ほらほら、あと三秒しかないよ?」
「っさいなっ……」
残り秒数の少なさに、裾の中へ第二関節まで捻じ込み、苛立たしげな吐息とともに、力を入れて引っ張った。背後で裾がヒップの丸みをスルンと撫で上げ、スキニーなスカートであるがゆえの当然のTバック、臀肌の多くが外気に触れる。
前は、……とても確認する気にはなれない。
間髪入れず、視姦の焦点が脚の付け根とまろやかな丘が成すY字の中心へと集中してきたことからも、自分がどんな姿になったのか、頭の中に自然と描かれた。ベージュのストッキングに包まれた内ももをぴったりと合わせ、身を固くしている汐里へ、
「ピンク、か。もっとセクシーな色のを履いてるかと思ったけど、案外カワイイの履いてたんだね。でもビッチの広瀬さんが履いてると、カワイイってよりもエッチな感じがして、よーくお似合いだよ?」
追い打ちをかけるような揶揄が届く。
頭から煙が出そうだった。
こんな男に見せてやるために、スタイルも身肌も磨いてきたわけではない。
体験チケットで行った超高級エステ。
施術を受けた肌は、普段通っているサロン帰りとは、明らかに張りもきめ細やかさも異なっていた。
何より、その夜のベッドの中で彼氏が感動し、絶賛してくれた。いつも恭しい彼だったが、普段以上の寵を込められたセックスは、技巧を超えて、自己優越感で甘く溶けるような心地良さだった。
「そんなことはどうでもいいってば。それとも時間稼ぎ、かな? あと十秒以内にパンモロしてくれなきゃ……」
威勢を張りたい汐里へ、男は足元から拾い上げたノートパソコンを向けてくる。画面を見たがすぐ、せっかく睨み直した顔を伏せ、左右から垂れる髪の中に隠して唇を噛んだが、
「いくよ。十、九、八……」
「……! ちょっと待ってよっ!」
またすぐに顔を上げる羽目になり、慌てて指先に力を込め、裾を引き上げ始めた。しかし自慢のボディライン、特に、磨き上げたヒップラインと脚線を強調せんがために選んでいる膝上のタイトは、フォルムがシャープ過ぎて、蛇腹を刻んでいくと太もも半ばで固く滞ってしまう。
「五、四……ほらほら、あと三秒しかないよ?」
「っさいなっ……」
残り秒数の少なさに、裾の中へ第二関節まで捻じ込み、苛立たしげな吐息とともに、力を入れて引っ張った。背後で裾がヒップの丸みをスルンと撫で上げ、スキニーなスカートであるがゆえの当然のTバック、臀肌の多くが外気に触れる。
前は、……とても確認する気にはなれない。
間髪入れず、視姦の焦点が脚の付け根とまろやかな丘が成すY字の中心へと集中してきたことからも、自分がどんな姿になったのか、頭の中に自然と描かれた。ベージュのストッキングに包まれた内ももをぴったりと合わせ、身を固くしている汐里へ、
「ピンク、か。もっとセクシーな色のを履いてるかと思ったけど、案外カワイイの履いてたんだね。でもビッチの広瀬さんが履いてると、カワイイってよりもエッチな感じがして、よーくお似合いだよ?」
追い打ちをかけるような揶揄が届く。
頭から煙が出そうだった。
こんな男に見せてやるために、スタイルも身肌も磨いてきたわけではない。
体験チケットで行った超高級エステ。
施術を受けた肌は、普段通っているサロン帰りとは、明らかに張りもきめ細やかさも異なっていた。
何より、その夜のベッドの中で彼氏が感動し、絶賛してくれた。いつも恭しい彼だったが、普段以上の寵を込められたセックスは、技巧を超えて、自己優越感で甘く溶けるような心地良さだった。

