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なりすました姦辱
第2章 制裁されたシングルマザー
「何を勝手にディレクターのオッパイ、丸出しにしてるんだ」
「あの、だって……、中まで、入っちゃってたから……、です」
「舐めたい一心でか。お前はほんとにいじきたない、ザーメン好きの変態ビッチだな」
「う……」

 汐里が何故、土橋にここまでひどく毀損されることを容認しているのかわからないが、

「嫌いなのか?」
「いいえ、好きです……」

 自分と異なり、同性の前で貶される羞恥程度では顔を背けないほどに、隷従してしまっていた。
 もはや彼女の救けは、望むべくもない。

「次はお前も手伝え。もう一発だ」

 ブラの覆いが無くなり、窮屈さが緩和した胸前へ、再び肉棒が倒されてくる。

(……ううっ!)

 肌に触れた瞬間に愕然とした。あれだけ放出したというのに、肉幹の硬度も温度もひとつも下がってはいなかった。

「いやっ……、も、もう嫌よっ!」
「汐里、お前が挟め」
「……こう、ですか?」

 有能な助手が、脇から身を乗り出して、バストを両側より支えて挟ませる。土橋が腰を動かし始めると、より密着して肌が擦れるように、出入りとは逆のタイミングで肉実を動かしている。

「おお、汐里、うまいぞ。お前の大好きな餌、また出してやるからな」
「はい……」
「なら、ディレクターも興奮させてやれよ。挟ませながらでも、イジってやれるだろ」

 汐里の陰になって、バストで何が行われているかは見えないが、恐るべき土橋の指示が出た直後、

「んぁんっ……!」

 ネイルの先が両の突端に触れてきて、あどけない声に自分でも驚いた。唇を真一文字に絞めて押し止めるが、汐里が男の体液と彼女の唾液に濡れた胸先をなぞっては弾くたび、鼻孔や耳穴より漏れ出しそうだ。

「……も、もうやめなさいっ!! お、女はっ……、男の汚らしい欲望の道具ではないわっ!!」

 されるがままになっていては、許されざる境地へと陥らされてしまうことは疑いなかった。涼子は気力を振り絞り、自分の性を人並み以上に特徴づけている肉実に、下欲の棒身を挟ませ、恣に擦り付けている、心の底から憎むべき卑劣な男を厳しく指弾した。
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