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なりすました姦辱
第2章 制裁されたシングルマザー
「何って、最初に言った通り、レイプですよ。いや、こんなに濡らしてたら、もう、レイプじゃないですかね?」
「っ……! やっ、……やめ、なさい。そこ、まで……したら、犯罪にっ、なるわ」
「パイズリしてぶっかけたんですからもう手遅れでしょう。だいたい、ディレクターだって、もう欲しくて欲しくてたまらないんじゃないですか?」
「いいからっ、あ……あなたの、ために、……んっ……言ってるの」
「俺のためって言うのなら、早くこのオ××コを味わせてくださいよ。……汐里、お前はそっちだ」

 話しているあいだに汐里がもう一方にも巻き付け終わると、保彦はいったん手を抜き、回れ右をして逆の手を突っ込んだ。そうして利き手の甲に膝から伸びる鎖を何重か巡らせ、しっかりとつかむ。逆側は、汐里が綱引きの要領で両手で持った。

「せーのっ!」
「んっ……、……んあぁっ……!!」

 息を合わせ、正反対の方向へと引っ張った。

 当たり前だが、涼子は色が変わるほど両の拳を握り、股関節を渾身に閉じようとする。

「ちょ……、強いって、この人……」

 力仕事がまるで似合わない汐里には荷が重かったようで、へっぴり腰で引っ張るが、牝域の陥落の瀬戸際に立たされている涼子とは、気の入れようが違った。

「……あうっ!」

 だが、保彦の替えた手はバックハンドの形で涼子の股中へと突っ込まれていた。こちらのほうが断然手指を動かしやすく、手のひら全体で柔丘を捏ね、二本の指で割れ目を刮ぎ、更には掌底で雛先の周辺を圧迫する。淫らな音が外まで漏れそうなほど無遠慮に揉み込むと、涼子の股関節は徐々に力を失いゆき、30センチほど膝頭が離れてしまえば、そこからの挽回は難しかった。あとはスムーズに、つれなく左右へと別れていく。

「鎖、留めたか?」
「はい」
「こっちもやってくれ」
「はい」

 甲斐々々しく汐里が動く。

「んぐっ……!」

 美声を濁らせた呻吟が宙に放たれた時には、長い脚は150度近くに割られていた。膝とテーブルの太足とに繋がれた鎖がフックによって調整されているため、決して閉じることはできない。

 天板に生じた、将棋の駒のような形をしたスペースへと這い登り、膝で立った高い位置から、不様な恰好で磔となった涼子を見下ろした。
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