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~菊タブー~ さる旧家の闇深い母娘調教録
第13章 :救いの女神…
「お義母様。お義姉様も愛子ちゃんも、すでにお義母様に服従しておいでです。これ以上お責めになっては、女としての理性も誇りも失いかねません。どうか、ここは私にこの話を預からせてはいただけませんでしょうか?」
そこに佇んでいるのは、狐のように細い瞳の熟女だ。
「あ、あぁ…の、紀子さん…」
理性喪失、疲労困憊、弱々しく美貌を向けた雅子は声の主の名を口にした。
美智子の次男の妻、紀子である。
「お義姉様、お義母様を御恨みになってはいけませんわ。お義母上はお優しいお方。こういう仕打ちを受ける以上、貴女方お二人にも非があるはず…」
「あ、あぁ、こ、コレは違うのです、紀子さん。私には何もうしろめたいことは…」
雅子は抗弁するように声を震わせた。

紀子はきっと、愛子が来賓に非礼でも働き、その折檻ではは娘ともども母親の不始末を責める意味で、お仕置きでも受けているのだろうと、勘繰られては、との思いがあった。
しかし、紀子は、雅子を一喝するような視線で一瞥した後、すぐに美智子に向き直り、首を垂れる。
「お二人の身柄は私にお預けください。必ずや、お義母様のご期待にそう結果をお持ちいたします」
紀子の提案が、どのような運命をもたらすのか、雅子にはわからなかった。
しかし、今は愛子を解放し、自由の身にしてもらえるならと、紀子の救いの手を藁にも縋る気持ちで握り返すしかなかったのである。

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