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第4章 追跡と確認

実雅子の家を確認すると、某ホームセンターに取って返した30歳代前半の男性。

車から降りた30歳代前半の男性は、実雅子の話で盛り上がっている60歳前後の盛り上がる二人の男性に近づいた。そして、ホームセンターのレジの行列をさばいて、駐車場のカートを片付にきた水遣りをしていた中高年男性も寄ってきました。

近づいてきた30歳代前半の男性に気が付いた60歳代前半の男性。

「さきほどの」

声を掛けると、頭を掻きながら、

「いいものを見られました」

と、30歳代前半の男性が答えると、

「眼福でしたね」

と、応じる50歳代後半の男性。

「そうそう、目の保養というヤツですな」

と、60歳代前半の男性が応え、

「いい女ですな。いわゆる『ナイスバディ』というか」

と、言いながらニヤニヤ笑う50歳代後半の男性。

「そうそう。『ボンキュッボン』というヤツですな」

と、60歳代前半の男性が話し、

「そういう表現があるのですね。僕たちの世代だと『グラマー』という感じですね」

と、応じる30歳代前半の男性。

「なるほど、世代によって微妙に言葉が変わりますな」

と、笑う60歳代前半の男性。そこにカートを片付けたホームセンターの中高年男性が寄ってきて、

「盛り上がっておられますね」

と、声を掛けた。ホームセンターのエプロンをしたスタッフの男性に声を掛けられ、一瞬、ドキッとした表情になった30歳代前半の男性。

「お、斎田さん。そうなんですよ」

と、応えるのは60歳代前半の男性。

「さっきの女性でしょう。ムチッとしていて何とも言えないカラダでしたね」

と、ニヤリと笑う斎田と呼ばれたホームセンターの中高年男性。

「常連ですか？」

と、尋ねる60歳代前半の男性。

「違いますね。あんな女性が常連だったら、毎日、朝から夜まで働きますよ」

と、応じた斎田という男性。