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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第6章 チームの作戦会議
「浮気はないでしょう。夫婦仲が悪くて、事業が上手くいくということはないと思いますが」

と、関が口を挟んだ。最も若く、年齢も近く、元気いっぱいの関がキーマンのはずなのだが、見てくれは普通。残念ながら男前とは言い難いが、営業マンとして成績を上げているだけに、清潔感もあり、言葉遣いも悪くはない。名前からの連想でなら、関九段に似ているが、天才の呼び声高い関九段とは違い、残念ながら、頭の中身は全然違う。ただ、先を読むという点では、実雅子を追跡するなど先見の明はあったのかもしれないが。

「だとすると、濡れやすい?」

反町が誰に聞くということなく話すと、

「かもしれませんし、何らかの理由でセックスレス。ただ、旦那の浮気は考えにくいです」

と、関は話した。

「そうだな。浮気していて事業に成功するという事例はほぼないからな」

反町も納得している風だった。重村も、

「確かに。経験上でしかないが、事業が傾いて夫婦仲が悪くなり、浮気。もしくは、浮気で心がここにあらずで、事業が傾く。どちらが先で、どちらが後かは、ケースバイケースかもしれないが、事業が上手くいっていて、浮気しているということは稀だろうね」

と、話した。

「となると、浮気の線はないとなると、インポテンツはどうですか?」

斎田が、これも誰に聞くということなく話すと、

「それはないとは言えないでしょうね。若くてもインポテンツはあるでしょうし、うちの若手でも営業成績のストレスからインポテンツになったヤツもいますからね」

と、関が話すと、頷く反町。そして、重村。

「いずれにしても、濡れやすいか、セックスレスかというあたりか。セックスレスだといいな。欲求不満の若妻なんていうのは、押せば崩せる可能性はゼロじゃない」

と、反町が話すと、

「ゼロじゃないというか、結構、確率は上がると思いますよ」

と、関が笑った。
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