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隷婦 狙われた淫らな発情妻・実雅子 ~中出しの快楽に堕ちて~
第9章 実雅子の日常
その男性の横に、その男性と馴染みらしいというか、このカフェの常連らしい阪神タイガースの帽子を被り、リュックを背負った男性が。どうやら、甲子園球場でデイゲームがあるらしい。待ち合わせをしていたのか、声を掛けられた古びた阪神タイガースの帽子を被った男性は、残っていた飲み物を煽ると、カップを置いたまま出て行った。なぜか、もっと見られて痛かったと思った実雅子。普通なら、胡散臭いオッサンが見てきて気持ち悪いという反応になるのに、このときは、そんな思いはなかった。

カウンターテーブルに置き去りになったカップ。それを見つめる実雅子。

その様子を見て、さきほどの男性の店員が慌てて、それを片付にきた。もしかすると、実雅子が見つめていたから、片づけるように指摘されたと思ったのかもしれない。男性の店員がカップを片付けながら、実雅子を見た。

男性の店員は気が付いたらしい。その位置に立つと、実雅子の姿が見えること。そして、バストの膨らみが斜め45度から立体的に見えることに。しかし、そこに留まることはできない。名残惜しそうに、布巾でカウンターテーブルを拭いて、戻って行った。

長いカウンターテーブル。どの位置からでも実雅子は見える。大抵の客は、その席に座ってスマートフォンを見るか、ノートパソコンを広げて仕事をしている風だった。しかし、実雅子は気が付いた。

スマートフォンを見ている大学生と思われる20歳代の男性も、ノートパソコンで仕事をしている30歳代のサラリーマンも、チラチラッと、視線をあげて、実雅子を垣間見ていることに。

実雅子は、Louis Vuittonのカプシーヌのバッグだけ持って、再度、注文に向かい、さきほどの男性の店員に、

「ホワイトソイラテを」

と、伝えた。受け取りカウンターで、ソイラテを受け取った実雅子。
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