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わたしの昼下がり
第17章 取り込み中(2)
 「よさそうな青年じゃないですか。きっと下の奥さんにこっぴどく断られてきたばかりなんじゃないですかね。『間に合ってるわよっ!』って。どうです? 中に入れて慰めてっやったら」
 「そ、そんな…」
 「ボクなんかより、ずっといいモノを持ってるかもしれませんよ。それに何より若そうだし。奥さんも、そろそろ他人棒を取り換えたくなってきているんじゃありませんか」
 「そんなこと…」

 冗談なのか、本気なのか…あまりのことに戸惑ってしまいます。でも、わたしにが先にアクメばかりしてしまって、△井を射精まで導いていないのも確か…。もしかして、本気なのでしょうか…。

 「冗談ですよ。そこまで、真に受けてもらえるとうれしいですよ。いやいや、すみません。じゃあ、そろそろ彼を解放してあげましょうか。『犬も歩けば棒に当たる』って言いますからね。歩いてりゃそのうちいい目も見られるでしょう…ボクみたいにね。でも、奥さん、本当によろしいんですか? せっかく飛び込んできた若い男を逃がしてしまって」

 冗談だとわかって、わたしはホッとしていました。そして、受話器に向かいました。

 「せっかくなんですけど、間に合ってるので。ごめんなさいね」

 彼からの返事がありません。上の階からインターホンが鳴る音が小さく聞こえました。こちらがなかなか返事をしない間に、立ち去ってしまったようです。

 「おやおや、こんな大魚をみすみす逃すとは。まだまだセールスマンとしては半人前もいいとこですね。セールスマンたる者、もっと我慢、我慢。辛抱、辛抱。粘り腰でいかないと成績は伸びませんよ」

 そう言って△井が立ち上がります。

 「粘るからこそ、奥さんに何度もハメる…いや、失礼、奥さんを何度もイかせることができるってもんです。射精する⦅出す⦆ほうだって、我慢をするほどに気持ちも高まるんですよ…。奥さん、すみません、アレありますか?」

 わたしは、枕元にしのばせておいたスキンを渡しました。

 「それにしても、裸で『間に合ってる』って、奥さん素敵でしたよ。いっそのこと、後ろから咥え込んだままだったら、もっと真に迫っていたかもしれませんね…。いや、奥さんなら、二人同時になんてたやすいことかもしれませんね。まあ、それはゆくゆくのこととして、じゃあ、いよいよ…」

 コンドームを装着した△井が股の間に割り入ってきました。
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