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テレクラ
第20章 第二十話

「でも保証人になるならご両親にも逢わないといけないよね」
「そうですね」テレクラで知りあい身体の関係をもった中年オヤジを絵梨花は両親に顔見せすることに。あまり抵抗はないようで。「家庭教師はどうですか」
「自分が家庭教師」腕枕をした絵梨花を原田が見る。
「はい。これはホントの話なんですが、レッスンばかりで授業がサボりがちになるじゃないですか。だからホントに家庭教師をつけるって話があるんです。もし今家庭教師がいて。ここに来れるなら、その人でもいいって」
「ちなみにゴメンね。話を変えるけど絵梨花がアイドルになるのは、有名なグループに途中参加して何期生になるってこと」
「ちがいます。まだグルー名もきまってません。あたらしいグループです。」
「何人くらい」
「十人ですね。半々でデビューする予定です。半々というのは五人が一軍、残り五人が二軍みたいな、それで入れ替えたりするみたいです」
「へぇ~。一軍でデビューでできそう」
「微妙ですね。みんな可愛い娘ばっかだし」
絵梨花との出会いはテレクラだ。逢った日に無理やりではないがはじめてを奪った。その娘がアイドルになる。どこか現実味がない。ファンに知られたら大炎上するだろう。絵梨花がアイドルになる。本気で応援するなら身を引くべきかもしれないと思う。もしかすると絵梨花も、そのことがあるので、もう逢えないといったのかもしれない気はする。
「おぃ」また、絵梨花がキスをしてきた。
「あの日でもキスはできます。英雄さんと逢ったら、ぜったいキスします」
おぃおぃといいたくなる。アイドルになる。その自覚がゼロだ。だがこんなものかもしれない。自分だけはバレない。熱愛発覚でもアイドルを辞めたらいいんでしょ。男女限らずアイドルになるのは選ばれた者。可愛いだけ、かっこいいだけでアイドルになれた者はちがうだろうが。必死にアイドルになりたいと努力した者であれば熱愛発覚など愚かなことはしない。
「どうしたんですか黙っちゃって」絵梨花の甘えた声。絵梨花の顔を見る。また、キスをしてきた。
「アイドルがこういうことしていいのか」
「英雄さんといるときはアイドルじゃないです」男女限らず、おなじことをプライベートでアイドルはいうのだろう。その結果、熱愛発覚。スキャンダル。いつの時代もそうなんだろう。まちがったことはしていないのに。
「そうですね」テレクラで知りあい身体の関係をもった中年オヤジを絵梨花は両親に顔見せすることに。あまり抵抗はないようで。「家庭教師はどうですか」
「自分が家庭教師」腕枕をした絵梨花を原田が見る。
「はい。これはホントの話なんですが、レッスンばかりで授業がサボりがちになるじゃないですか。だからホントに家庭教師をつけるって話があるんです。もし今家庭教師がいて。ここに来れるなら、その人でもいいって」
「ちなみにゴメンね。話を変えるけど絵梨花がアイドルになるのは、有名なグループに途中参加して何期生になるってこと」
「ちがいます。まだグルー名もきまってません。あたらしいグループです。」
「何人くらい」
「十人ですね。半々でデビューする予定です。半々というのは五人が一軍、残り五人が二軍みたいな、それで入れ替えたりするみたいです」
「へぇ~。一軍でデビューでできそう」
「微妙ですね。みんな可愛い娘ばっかだし」
絵梨花との出会いはテレクラだ。逢った日に無理やりではないがはじめてを奪った。その娘がアイドルになる。どこか現実味がない。ファンに知られたら大炎上するだろう。絵梨花がアイドルになる。本気で応援するなら身を引くべきかもしれないと思う。もしかすると絵梨花も、そのことがあるので、もう逢えないといったのかもしれない気はする。
「おぃ」また、絵梨花がキスをしてきた。
「あの日でもキスはできます。英雄さんと逢ったら、ぜったいキスします」
おぃおぃといいたくなる。アイドルになる。その自覚がゼロだ。だがこんなものかもしれない。自分だけはバレない。熱愛発覚でもアイドルを辞めたらいいんでしょ。男女限らずアイドルになるのは選ばれた者。可愛いだけ、かっこいいだけでアイドルになれた者はちがうだろうが。必死にアイドルになりたいと努力した者であれば熱愛発覚など愚かなことはしない。
「どうしたんですか黙っちゃって」絵梨花の甘えた声。絵梨花の顔を見る。また、キスをしてきた。
「アイドルがこういうことしていいのか」
「英雄さんといるときはアイドルじゃないです」男女限らず、おなじことをプライベートでアイドルはいうのだろう。その結果、熱愛発覚。スキャンダル。いつの時代もそうなんだろう。まちがったことはしていないのに。

